函館空港の施設概要 FACILITY

■函館空港の歴史

  • 昭和36年04月(1961)
    函館空港が滑走路長1,200mで開港される。初代ターミナルビルは、旧63号道路添いに管制塔とともにひっそりと建っていた。
  • 昭和46年07月(1971)
    東亜国内航空(TDA→JAS→JAL)の札幌・丘珠空港発63便、YS-11"ばんだい号(JA8764)"が函館空港から北西約15Kmの横津岳に墜落した。この事故で乗客64名、乗務員4名の計68名全員が犠牲になった。
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  • 昭和46年08月(1971)
    新ターミナルビルが完成する(外壁がブルーの2代目ターミナルビル)。同時に滑走路が2,000mに延長されてジェット機(B-727)が就航する。それまでの東京・羽田空港便は全日空がフレンドシップ(F27)で運行していた。
  • 昭和51年09月(1976)
    旧ソ連ミグ25戦闘機が緊急着陸する。操縦士のベレンコ中尉が米国に亡命。ミグ25の機体は米国へと大型輸送機ギャラクシーで搬送された。RWY12側から進入したと思われるが、当時の最終進入コース下の深堀町界隈には異様な爆音が鳴り響いたとか...。
  • 昭和53年12月(1978)
    滑走路が2,500mに延長される。
  • 昭和57年07月(1982)
    東京・羽田空港便にジャンボ機(B-747)が就航する。
  • 昭和58年10月(1983)
    国際定期便用代替空港に指定される。
  • 平成元年07月(1989)
    東京・羽田空港便にJAL(日本空港)が乗り入れる。
  • 平成06年04月(1994)
    ロシア・ユジノサハリンクス便が国際線として開設される。
  • 平成07年06月(1995)
    全日空857便がハイジャックされる。
  • 平成11年03月(1999)
    滑走路が3,000mに延長される。上の写真は3,000m延長時に撮影された航空写真。
  • 平成17年06月(2005)
    新ターミナルビル(現在の3代目)が平成11年4月に工事が開始されてから、完成する。
  • 平成18年06月(2006)
    函館NDB(無指向性無線標識)が廃止される。識別符号:HW
  • 平成22年11月(2010)
    ロシア・ユジノサハリンクス便が函館から事実上の撤退。

■函館空港の施設データ

  • 飛行場略号.........RJCH<地点略号>
  • 空港所在地.........〒042-0952 北海道函館市高松町511
  • 空港の位置.........414612N、1404919W<空港標点(ARP)の緯度経度(WGS)>
  • 空港の標高.........34.1m (111.9ft)<平均海面上からの垂直距離m(ft)>
  • 空港の偏差.........8.9°W<函館近辺は磁北が西に8.9度ほど傾いています>
  • 空港の種別.........拠点空港(国管理空港)
  • 空港の面積.........1,587,935㎡
  • 運用時間............0730~2030(JST)<2230~1130 (UTC:協定世界時)>
  • 空港運営者.........北海道エアポート株式会社
  • 航空局電話番号.....TEL0138-57-1737/FAX0138-59-4745(CAB)
  • 空港気象官署.......0123-45-7711(New Chitose)
  • 気象運用時間.......24時間
  • 滑走路番号..........12/30<進入方向より磁北から右回りに計測した角度(1/10)>
  • 滑走路長さ・幅.....3000m×45m(9840ft×150ft)<グルービング 3000m×45m>
  • 着陸帯長さ・幅.....3120m×300m(10240ft×980ft)<離着陸のための矩形部分>
  • 滑走路路面質.......Asphalt-Concreate<アスファルト・コンクリート舗装>
  • 滑走路強度..........PCN 98/F/C/X/T<舗装の支持力を数値と4文字コードで表示>
  • 誘導路番号・幅.....T1(28.5m),T2(34m),T3(34m),T4(34m),T5(34m),T6(34m),
  • 誘導路番号・幅.....P6(23m),T7(28.5m)P1(23m),P2(23m),P3(23m),
  • 誘導路番号・幅.....P4(23m),P5(23m)
  • 誘導路路面質.......Asphalt-Concreate<アスファルト・コンクリート舗装>
  • 誘導路強度.........PCN 52/F/C/X/T<舗装の支持力を数値と4文字コードで表示>
  • エプロン番号.......Spot NR2,NR3,NR5,NR6,NR7,NR8,NR9,NR10,NR11
  • エプロン路面質.....Concreate<コンクリート舗装>
  • エプロン強度.......PCN 62/R/B/X/T<舗装の支持力を数値と4文字コードで表示>
  • 照明設備............飛行場灯台(ABN)、進入灯(ALS)、連鎖式閃光灯(SFL)、
  • 照明設備............簡易式進入灯(SALS)、直線進入用進入路指示灯(RAI)、
  • 照明設備............進入路指示灯(AGL)、旋回灯(CGL)、風向灯(WDIL)、
  • 照明設備............滑走路中心線灯(RWCL)、過走帯灯(ORL)、
  • 照明設備............滑走路末端灯(RTHL)、誘導路中心線灯(TWCL)、
  • 照明設備............誘導路灯(TWYL)、進入角指示灯(PAPI)、
  • 照明設備............接地帯灯(TDZL)、滑走路末端識別灯(RWYTIL)
  • 備蓄燃料種別.......JET A-1(oil grades W80,MJO-2)
  • 燃料給油業者.......国際航空給油株式会社、ENEOSスカイサービス
  • 給油先電話番号.....0138-57-5936(KAFCO)、0138-59-3240(ENEOS)
  • 給油先運用時間.....0730~2030(JST)
  • 空港ビル管理者.....北海道エアポート株式会社
  • 空港ビル管理者.....TEL0138-57-1620/FAX0138-57-1621